クレーム案件は、担当者が対応していても、組織から見ると進捗が分からないことがあります。受付から完了までの状態を共通化すると、対応漏れや二重対応を防ぎやすくなります。
ステータスを増やしすぎない
『受付』『確認中』『回答待ち』『対応中』『完了』など、実務で判断できる数に絞ります。細かすぎる分類は更新されなくなり、かえって現状が分かりにくくなります。
担当者と次回期限を必ず持たせる
状態だけでなく、現在の担当者、次に行うこと、その期限を記録します。『確認中』のまま止まらないよう、期限を過ぎた案件を確認できる一覧を用意します。
相手への約束と社内期限を分ける
相手へ回答すると伝えた日時と、社内で確認を終える期限は別に管理します。回答直前まで社内確認が終わらない状態を避け、責任者が確認する時間を確保します。
完了の条件を定義する
電話を切った時点ではなく、回答、記録、必要な社内報告、再発防止への引き継ぎまで終わった状態を完了とします。継続的な経過観察が必要な場合は、完了と分けて管理します。
数字だけでなく滞留理由を見る
案件数や平均対応日数だけでは、改善点は分かりません。判断待ち、他部署からの回答待ち、相手と連絡が取れないなど、滞留理由を確認して業務フローを見直します。
インテグレスの見解
案件管理で重要なのは、細かな分類を増やすことではなく、現在地、担当者、次の期限、完了条件が誰にでも分かることです。滞留期間だけでなく、判断待ちや情報不足など止まっている理由を見える化します。
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個別の法的・労務的判断は弁護士・社会保険労務士等へご確認ください。
最終更新日:2026年8月31日