クレーム対応では、担当交代そのものより、情報が途切れることが相手の不満につながります。電話からメール、現場から本部、一次対応から責任者へ移るときも、同じ項目で引き継げる状態をつくります。
相手の主張を要約する
録音やメールをそのまま渡すだけでなく、何が問題で、何を求めているのかを短く整理します。担当者の評価と、相手が述べた内容は区別します。
確認済みと未確認を分ける
確定した事実、相手からの申告、社内で確認中の事項を分けます。推測が事実として引き継がれることを防ぎ、次の担当者が確認すべき点を明確にします。
これまでの説明と約束を残す
謝罪や説明の内容、回答期限、連絡手段、補償に関する発言を記録します。次の担当者が異なる説明をして、問題を広げないようにします。
判断が必要な論点を示す
単に『対応をお願いします』ではなく、何を判断してほしいのか、どの権限が必要なのかを伝えます。責任者がすぐに判断できない場合は、追加で必要な情報も示します。
引き継いだ後の窓口を一本化する
複数の担当者が個別に連絡すると混乱します。今後の窓口、連絡時期、社内の責任者を決め、相手にも明確に案内します。
インテグレスの見解
引き継ぎの目的は、情報を大量に渡すことではなく、次の担当者が同じ事実関係と約束を基に動ける状態をつくることです。確認済み・未確認、回答済み・判断待ち、次の期限を分け、顧客への連絡窓口も一本化します。
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個別の法的・労務的判断は弁護士・社会保険労務士等へご確認ください。
最終更新日:2026年9月8日